《私》今だから手放せる

この数年間はモラ夫さんからの気付きが沢山あった

おばさんの言葉から始った

振り返り気付きシリーズを読み返すと酷い言葉を浴びていたなぁと改めて思った。
よくもこんな状況で私はワンオペ育児てをしてきたと我ながらに感心する。
自分を沢山褒めよう。(*’▽’)

今から2年ほど前、義理母の旧友(おばさん)さんが私と娘らに声を掛けてくださった。
<Ihanomiさん、子育て一人でしてるやろ?旦那さん(モラ夫さん)は仕事続かない中、よく頑張ってるね。身体と心を壊さんようにね。>
一度たりともおばさんにモラ夫さんについて愚痴ったことも私の弱い部分を話したことなかったのに、そうやって声を掛けてくださった。
あー、この状況やっぱり大変なんや。言わんでも分かる人には分かるんやな。
そんなことを思いながら、
<心配ありがとうございます。相変わらずですね。でも、一人で子育て自分のしたいように出来てるから楽しいです。>
笑顔で応えた。
けれど、私の中でなんとなく引っかかって。
私、無理してへんか?
こう考え始めたら、私の心はガタガタと崩れていった。

モラハラだけではなく転職大好き

おばさんが言った通り、モラ夫さんは仕事が続かない。
長女が生まれた時は、なんと無職
私とモラ夫さんとの幾度となく話し合った結果、

  • 決まった金額の生活費を入れる。
  • 正社員じゃなくても良い。
  • 社会保険加入は必須。

お互いの折り合う策を見つけてからモラ夫さんの仕事について何も言わないよう努めた。
今まで何回転職をしたことだろうか。。。
不安定な家計でやりくりしながら、子育てをしてきた。
モラ夫さんは猪突猛進の性格で常に頭はお金を稼ぐ事ばかりだった。
私は子育て、モラ夫さんは稼ぐ。
それで私たちは良かった。

仕事で落ち込んでいたら、夜遅くまで話を聞いて二人で打開策を考えた時もあった。
夫婦だから私は当たり前だと思ってやっていた。
それでも、
<今日で仕事来なくていいと言われた。>
<来月で終わりと言われた。>

こんな言葉何回聞いたことだろう。。。
だけど私は、一生懸命にやっていたモラ夫さん信じ続けた。

定職につくのが難しいモラ夫さんの話を聞いた幼馴染はぽつりと言った。
<旦那さん転職が趣味なんやな。>

私の心は疲弊する

モラ夫さんの仕事の話は、家計を支える大事な収入源だから真剣に話を聞いた。
モラ夫さんの精神面も考慮しながら、話をしていた。
でもこんなことが1回、2回じゃなくてエネルギーが吸われる感じで私は疲れていった。
疲れていると実感ないまま私はモラ夫さんを支え、一人で子育てしていた。
いつ仕事決まるんやろうかなぁ。今の仕事続くのかなぁ。職場の人と上手くやっていけるかなぁ。
私は、モラ夫さんの仕事の事を心配ばかりしていた。
だから、モラ夫さんの一個一個の言動で一喜一憂し、転職するたびにどんどん私の心は疲弊していった。

モラ夫さんの転職の事を私事として捉え過ぎていた。

人のためになる

私はモラ夫さんだけではなく、親しい人の悩みを自分事のように捉え過ぎる癖があった。
それは、愛があるが故にそうしてしまうと思っていた。
今はなら違うと分かる。

本人たちが問題意識ないのに、ガヤガヤ周りが騒いでも意味はない。だって、本人たちは困ってないから。自分が問題として意識し、自分で考えて、行動して初めてその問題と向き合える。問題意識してない相手に、私がする事は何もない。

本人の学び、気付きのチャンスを奪ってしまわないようにそっと見守る。愛情と思い込んでいたこと手放してみよう。本人を私がどうにかしてあげたいと思っていた感情を手放してみよう。静かに見守ることが、大きな愛情。

こうやって、私が勝手に背負い込んでいたものを一つずつ手放す作業をした。
今だから、手放せる。
そして手放したら、新しいものが手に入る。

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