フラッシュバック悩まされている話ではなく、えらい昔の置き去りにした感情が溢れてきた話。
泣くしかない、そして寝る
フラッシュバックの話はちょっと前に綴った。
まだ、今でもちょいちょいある。
友達との会話の中で、なにかのきっかけで現れる。
<<もうあかん。>>
<<自分ってあかん人間。>>
そう思い始めたら止まらんくなる。
例え、友達が
<そんなことない。>
と肯定してくれても、耳に入らん。
そん時は、泣きまくるしかない。
そして寝る。
指輪紛失エピソード
友達との電話でモラ男さんが大事な結婚指輪を仕事中に紛失した昔話をした。
私は悲しくて、泣いた。
けど、モラ男さんは、
<そこまで泣く事?また買えばええやないか。>
<<泣いたらあかん?大事な指輪、また買えばええなんて。。。>>
悪びれることなく、淡々と話すモラ男さん。
その後、新しく指輪を買うことなく過ぎる。
数年後知らん間に指輪をしていたモラ男さん。
なんで指輪をしているのか聞くと、
<副業の営業で、指輪をしている方が社会的に良い。独身より説得力があるとネットに書いてあった。>
<あー。>
私の口が開いて閉まらんだ。
<<そんな理由で指輪するんや。>>
その時の私はモラ男さんに、何も反応しやんだ。
溢れ出した昔の感情
他愛のない友達と電話での会話。
この会話中に不思議な感情が湧いてきた。
<そんな事があってなー、酷ない?!>
と言ったと思ったら涙がぶわーと溢れてきた。
指輪を失くした事を大したことない風にされたんが辛かった。
その後、買うこともなくそのまま。
で、自分の品格のために買うって。
私の気持ちはどこいっとるん?
私の気持ち大事にされてないよな。
私はいつも彼がどうしたら生きやすいのかを考えとったのに。
大事にしてきたのに。
凄い勢いで涙が溢れてきた。
止められんだ。
悲しかったよ。
寂しかったよ。
泣きすぎて収集がつかんくなって、電話を切った。
自分でビックリした。
もう5年以上前の話。
その時の感情がじわじわと溢れてきた。
今までのフラッシュバックは、モラハラを受け始めたであろう時期の彼の言動がフラッシュバックとして現れる。
今回はそれよりはるか昔の話。
そんなことってあるん?
でも、そういう感情があったってことを知れただけでもええか。
しかし、不思議な感情やなぁ。
これって、もしかして私の中にいっぱいあるんかもしれん、と思った。
開けたらあかん感情の箱を開けたかもしれん
なんとなーく気になりいつも相談する相談窓口に電話した。
担当者に話をする。
<鬱っぽくなったのは、決定的に何かがあったわけではないですよ。
ずっとずっと何かあって、限界がきてそうなったんです。
その時の感情は抑えられていて、何かのきっかけで出てきたのかもですね。>
<なら、これから沢山出てくるかもって感じですか?>
<そうかもですね。しんどいかもですね。>
<あー、開けたらあかんもの開けちゃったって感じですかね?>
<そうかもですね。そういう感情があったことを知って、よく頑張ったね、って自分をヨシヨシしてあげてください。あと、自分で整理できそうかどうかは自分ではなかなか分からないと思うので、無理にはしない方がいいと思います。今生活できているのに、無理やりやる事で、情緒不安定になってどうすることも出来なくなるのは避けたいですから。>
強烈なエピソードは私自身を成長させる
我慢することが普通。
頑張ることが普通。
そんな私は、我慢していた感情、気づかないふりをしていた感情が詰まった箱を安易に開けるのは今は良くない。
今までの私は自分を知るには、痛みを伴ってもほじくってきた。
けど、今回はやめとこう。
今、ゆっくりと幸せだなぁと私が私で生きれるように前を向き始めれたから。
無理に過去の出来事から感情をほじくりだすのはやめとこう。
私の我慢、頑張るスピリッツはやっぱり幼少期からある家庭環境からやろうな。
それに気づかせて私を成長させるには、これぐらい強烈なエピソードがないとあかんだんかもな。
ありがとう。
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