お付き合いしていた時は、ちょっと変わった性格やなぁと思っていたモラ男さん。ADHDと診断されるまでの話。その①
お付き合いするまでの話
お付き合いし始めのストーリーは以前に書いた。
THE日本人は
<好きです。お付き合いしてください。>
<はい。>
告白をしてからお付き合いスタートするのがまあ一般的やろうな。
けど、うちらは違った。
私の過去の恋愛はこの一般的なスタートでお付き合いをしていた。
ちょっと
<<え?!>>
っていう思いがあったけど、
<<今回は流れてみよう。>>
と思ってそのままに流されてみた。
伝えてなくても、脳内では伝えた?あるいは勝手にそうだろうと思い込んで行動する。
デートの約束が出来ない話
寂しいっていうのらあかんの?からモラ男さんと過ごす時間の優先順位を下げた。
なんでかは、次のデートの約束が出来ない。
仕事の関係、休み希望が取りずらいというのがあったのかもしれん。
けど、それ以前に彼自身の性格がその当日しかその時に何をしたいのか分からん。
何かしたい事があればそれを優先にする。
そう、彼女とのデートより自分に優先するものがあれば、そちらを優先する方。
だから、私はデートを楽しみにするっていうのが出来やんだ。
期待をして期待外れの事が起こると落胆してしまう。
そうならんために、期待をしやん、という思考になった。
私はモラ男さんにとって感じが良い彼女になっていった。
自分優先、先の見通し、人との予定を立てる事が苦手。
一緒に車で出掛ける時の話
ドライバーはモラ男さん。
ドライブ楽しみたいやん。
<あ!あれは何なんやろ?見てーー。>
<うるさい。運転に集中できん。>
チーーン。
喋りかけること許されん。
黙って一人で景色を眺めるだけのドライブ。
なら私がドライバー。
<なー、あれ見て!なんかあるに。>
反応なし。
ちらりと助手席見ると。。。。
スマホをいじっとる。
チー―ン。
物事に集中すると外からの声が聞こえなくなる。
物事に集中するのにかなりの集中力を要する。
モノをよく紛失する話
モラ男さんの部屋の掃除をしたら、
何本もペンが出てくる。
何本もカッターが出てくる。
何本もハサミが出てくる。
何個も消しゴムが出てくる。
何冊もメモ帳が出てくる。
どれも100均のもの。
私はそれ見ると、勿体ないと思う。
なんで、そんなにも出てくる?
理由はモノの定位置がないから、あちこちに置いてしまう。
で、紛失したと思って100均で買う。
そんなんやから、部屋中に同じものが散らばっている。
モノを紛失する自覚をモラ男さんはもっている。
会社のバインダーの色、会社で使うにはそぐわない色。
<えーー。その色派手過ぎやん?会社的に良くないと思うよ。>
<ええんや。俺はすぐ失くすから目立つのがええんや。>
数日後、案の定会社の上司に
<この色は派手過ぎる。常識がない。>
と指導を受けたとブツブツと文句を言って帰ってきたな。
自分がどう感じるかが一番大事。
周りの人がどう感じるかを汲み取ることが苦手。
話を聞いてくれない、すぐ要点をまとめたがる話
男性脳は結論をすぐ話したがる傾向がある。
女性脳は結論じゃなく、そこまでに至った経緯を話す傾向がある。
男性脳と女性脳の違いはある。
それにしてもモラ男さんは基本的に話を聞いてくれやん。
理由は話に興味がないから。
興味がある話だと、熱く語りだす。
興味がない話だと、話の序盤で全て話してもないのに
<要するに○○○○やろ?>
思い込みが強い人やから、論点がずれていることがほとんど。
私が
<そうじゃなくて、○○○○…….>
話し出すとまた
<だから要するに○○○○やろ?>
チーーン
ちゃいますがな。
私の気持ちを分かってもらおうとすることに疲れてしまい、
<もーええよ。>
私は話すのを諦める。
興味のない話は聞けれん。
しかし、興味のある話になると時間を忘れるぐらい話し続ける。
コメント