②の続き。
家族だからって言っても自己犠牲しまくりやった
色々と手放し始めた私。べきべき星人だった私。
今まで培われていた思考を変えていくのは凄い苦痛を伴った。
けど、変わらないかん!
という思いで少しずつ変えていった。
自分に近い人になればなるほど、自分より相手の想いを優先していた。
だから、発達障害で生き辛そうなモラ夫さんと向き合うことができたんやろうな。
そうして、彼が抱える課題から、義理の両親の事、義理姉の事、甥っ子の事までも抱えるようになってしまった。
<<私が出来ることがあればやりますよ。>>
だって、家族やから。
家族は、どんな時も支え合っていくもんやん。
私はそう思っていた。
それをやりすぎて自己犠牲しまくっていた。
自分を大事にするって?拗らせまくっていた私
自分を大事にするって?!
拗らせまくってしまった私は、自分を大事にする仕方を忘れてしまっていた。
今思えば、モラ夫さんと私が描く家族像が違ったんよね。
義理家族は、自分の時間を大事にする人たち。
家族団欒がなかった義理家族。
私はモラ夫さんと義理家族に一生懸命働きかけていた。
彼らがそんな事望んではないのに私は懸命に働きかけていた。
上手く回らなかった時は、次はどうして働きかけたらいいのかを考えていた。
疲弊してしまうよなぁ。
で、犠牲が子供。
イライラしてしまっていて子供を無駄に怒ってしまっていた。
子供を怒ってから、自分がイライラしてしまっていることに気が付いていた。
<ごめんなぁ。>
<まま、つかれちゃったね。>
優しく言葉を返してくれた。
このイライラに気付くことから始めた。
自分の感情に素直になる。
相手の感情に繊細(敏感)になりすぎていた私。
常に自分の感情は置き去りにしていた。
ザワザワ、さわさわを感じられるように、感覚を研ぎ澄ます。
ーネガティブな感情を抱いても良いーと自分を許してあげよう。
このイライラ、怒り、悲しみといったネガティブな感情を素直に感じるようになったら、
<<なんで?!どこから湧いてくる?!>>
を考えるようになった。
本当の自分の気持ちに寄り添う事
そうすると、沢山のネガティブな感情を持っていることに気が付いた。
それは、本当の自分がしたい事ではないサイン。
本当の自分がやりたい事と、今自分がやっている事とのギャップが生じると違和感を感じる事に気が付いた。
それを感じるように努めた。
そして、それを次からはしないように努めた。
例え相手が嫌な気持ちになるかもって自分が感じても、本当の自分の気持ちに寄り添う事にした。
モラ夫さんに突然私が、
<これは、したくない!>
なんて言ったらどんな返しがくるか分からんから、
取り合えず、
<そうなんやー。>
のスルー術を身につけるようにした。
時々感情的になるモラ夫さんから長々くるLineも、自分が違和感感じたら一先ず時間を置く術も身につけた。
Lineは、本人からの構ってちゃんサイン。
それに、私は反応することを止めた。
自分を生きる
それまでの私は、モラ夫さんに何かあれば一緒に考えてきた。
勝手に色々背負っていた私。
そして、それを自覚していなかった私ははどうしたらいいんやろうかって模索し始めていた。
そして、幼少期から抱えてきたトラウマと向き合う事を始めた。
私はこうして自分を生きることをし始めた。
変り始めた私に対してモラ夫さんは滅茶苦茶違和感あったはず。
モラ夫さんにも一緒にやらへん?と声を掛けてみた事はあった。
けど、モラ夫さんは長くは続かんかった。
<俺は、一通りの事は学んだから分かっている。>
本を沢山読む彼は、そう言って私がやっている向き合い方ワークを止めてしまった。
結果私だけが徐々に変わっていき、彼と私の間には自分との向き合い方の差が出てきた。
私が少しずつ自分を生きる事をしはじめた姿に彼は、私が急に無関心になったと感じたやろう。。
これって急ではないんやけどな。
共感してくれへん。
賛同してくれへん。
労ってくれへん。
彼は私に対して、ネガティブな感情が溢れ出てきたやろうな。
モラハラモンスターが誕生
それから彼は私への攻撃が始まった。
モラハラモンスター誕生!
構ってちゃん攻撃。
俺を見て攻撃。
【詳細は振り返ってみよう①②③④】
こうして、モラハラを受け続けた私は
<<自分には価値がない人間。ダメな人間>>
と思っていた。
そんなこたぁないのにな( ´∀` )
支えてくれた友人に
<そんなことはないよ。貴方は優しすぎるぐらい優しいよ。>
と言われても当時の私は信じることが出来やんだ。
私はそのー自分がダメ人間だ!ーという思考の上書きをする必要があった。
そんな状態でも、彼の感情に振り回されないようにしっかり自分を持って毎日を過ごす事に努めた。
え?!家族が邪魔やから、稼げれない?
ある日趣味が転職な彼は、また無職になり落ち込んでいた。
上手く回らない自分の人生の苛立ちを私にぶつけてきた。
<家族が居なければ、俺はいくらでも稼げる!家族が居るから稼げれないんや!>
<あんたは、俺の親の財産を狙っている。俺の実家を乗っ取ろうとしている!>
1年半ほどモラハラ受けボロボロになってしまった私は、一気に崩れた。
<<今まで彼にやってきたことは?今まで義理両親の介護をしてきたことは?生活費が稼げれないのは私と子供たちが居るから?邪魔になっとるん?>>
もう、頭の中がぐちゃぐちゃでどうかなってしまった。
幼馴染にすぐ相談した。
<あー、もう完全に敵になってしまったね。どうすることも今はできへんからそっとしときな。>
そのままモラ夫さんは出掛けてしまい、一方的に長文のLineを送ってきた。
私は電話をしたが、出なかった
Lineしても返信してこなかった。
最後には携帯の電源オフされてしまった。
私はそれから、眠れへん日が始まった。
これは、2022年の秋終わりの出来事。。。
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