家族再構築の試みー単身赴任②ー

単身赴任中のエピソードその②

毎日の日誌

赴任してすぐ、毎日仕事終わり帰宅中のバスの中で、一日感じたことを日誌に書留め私宛にメールすると決意表明された。
モラハラした本人から文章で毎日送られてきた。
傷つきまくっていた私はそれから何を感じたらええんやろうか。
大体決まった時間にメールが来るけど、直ぐに開封できへんだ。
メールのお知らせが来ただけで胸が締め付けられた。
開封して読めても涙が溢れてきた。
彼なりの誠意やったんかもしれんけど、私には苦痛でしかなかった。
そんな状況でも私は、彼の誠意を受け止めないとあかん!という思いがあり
<送ってきて欲しくない。>
と言えやんだ。

  • 今まで子育てに参加してこなかった後悔。
  • 私が今まで彼にしてきたことを肯定する内容。
  • 損得勘定でしか生きてこれなかった自分の過去を振り返た内容。
  • 子供への愛情が溢れてきている。
  • この日誌を私が相談窓口への参考資料として使ってもいいこと。
  • 相談窓口から彼に対してアドバイスがあれば、教えて欲しいと思っている。

等々と彼は不器用なりに今までの事と向き合ってくれていると感じていた。

伝えたい事がやっぱり伝わらん

私の相談窓口に電話相談するとこんな風にアドバイスをもらった。
<物事を伝える時にシンプルに伝えると相手に伝わりやすいかもしれません。>
私は、モラ夫さんに対して言葉を選びながら分かりやすく伝える努力をした。
あと発達障害、カサンドラ、人格障害、本を読んだり、ネットで調べたりと色々と勉強した。
そして、こう思った。
お互いに思い込み、早とちりによる思い過ごしが、コミュニケーションが上手く成り立たないかもしれん。
私はモラ夫さんに何をして欲しいのかを明確に伝えるようにしていた。
質問はシンプルな聞き方をしていた。
でもなかなか伝わらんくて、このわたしの思いとお互い気をつけようねとLineした。
そうしたら、
<フレームにはめ込み過ぎ。>
はー。
ちゃうんよな。
発達障害だからこうなったという風に伝えてはない。
コミュニケーションが上手く成り立たない=ADHDは衝動的で話を聞けれない=発達障害というフレームにはめてきた=俺が悪い
モラ夫さんの頭の中はこうなっていたんやろう。
コミュニケーションが上手く取れない原因を伝えたんやけど、どちらが悪いかってのに変換されてしまっていた。
それから、Lineのやり取りが私からの一方的になってしまった。
挙句の果て
<あんたが相談窓口で相談している話は俺にする事ではない。デリカシーがない。>
あれ?日誌を参考資料にしてくれていいって言ってくれたよな?
何か俺にアドバイスがあれば教えて欲しいって言ったよな?
あれは幻やったんか?

数冊の本を読み学び終了?

私にフラッシュバックがあること伝えた時、
<誰にでもフラッシュバックはあるものだ。>
モラ夫さんから受けた過去の出来事のトラウマについては
<トラウマは存在しない。>
と言われた。
単身赴任したての時、隣人愛を学ぶために本を読んでいると言っていた。
<<少しは寄り添ってくれようとしてくれとる。>>
と感じたけど長くは続かんだ。
しかし、2カ月経たないうちに元のモラハラ夫に戻った。

定期受診のための帰省する日を聞くと、
<休みの日は自分のやりたい事に集中したいから帰省しない。>
<<一時的な優しさやったんやなぁ。>>

貴方は、本を読んだらもう終わりですか?
そんな彼の話す言葉は、すごい語彙力で私はしょっちゅう?マーク。
その語彙力は本から得たもの。
それも私とコミュニケーション取りにくい原因でもあったかもしれん。
私と目を見て話をして欲しかった。
私と会話をして欲しかった。

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