1年間の単身赴任エピソードその③
彼の想い
なかなか連絡が取れないモラ夫さん。
電話しても基本自分が用がないと、掛けなおしてくれん。
だから、私はLineで連絡をとっていた。
Lineも自分の都合で返信が数時間から数日後になったりする。
突然まだ3月なのに夏のお盆休みについてLineがきた。
<お盆は帰省が出来ないかもしれん。>
このLineの意味が分からんだ。
<<長い夏休みを私一人で子供の面倒を見やなあかんの?>>
私はそう思い、電話して良いかLineして、電話した。
モラ夫さんの考えは、
仕事をしながら将来のために副業で稼ぐ道に時間を使いたい。
WEBスクールに入りたい。
その電話で知った彼の想い。
・ゆがんだ父親像(子供らが精神的自立するなら父親が死んでくれと思われてもいい。嫌われても構わない。)
・孤独になり死んでも怖くない
・愛されることを目的として生きていない
彼が2カ月間で読んだ本から学んだ結果このようになっていった。
自分の気持ちを私に話せてすっきりした様子。
1時間ぐらいの電話やった。
謝ってしまう私
その6時間後は怒りのLineが入ってきた。
<どうせ俺は両親と同じ道や!6年後にフリーランスになるために時間が欲しい。>
彼の母親は、躾に手を上げられ、言葉でなじられ、育児ネグレクト。
義理両親とも子供より仕事優先。
6時間前の電話で私がチクリと言った、
<このままやと貴方の両親みたいに子供と関わらない親になるに。>
の言葉が残っていたのやろう。
私、受診はしやんだけど鬱やったと思う。
そんな私に、色々とぶち込んでくるモラ夫さん。
私の頭の中がぐちゃぐちゃになった。
父親としてどうなんやろうか?
今からフリーランスになるために6年間も彼に時間を与えるって私はどうしたらええん?
完全に家族の機能果たしてないやん。
え?貴方は夫、父親という役割完全に忘れてへん?
もう一度私の想いをLineしたが、
<自己矛盾は人も振り回すぞ。>
と返信がきた。
意味の分からんLineで、私はまた疲れてしまった。
<ごめんなさい。>
面倒くさいなぁと私が悪かったんやという思いで謝ってしまった。
一生懸命伝えようとしたのに、やっぱり無理やった。
時間とお金を自分のために使いたい
私の声が届かない。
同居していた時からそうやった。
単身赴任でモラ夫さんとは月に1回会う程度になってから更に私の声が届かなくなった。
私がLineをしても返信されるのに時差がある。
貴方、外国に住んでるん?
それとも宇宙にすんでるん?笑笑
平日の仕事帰りに届く彼の日誌に
<時間とお金をこれから考えるビジネスのために使いたいから、電話してこないでください。>
週明けには
<夜勤の週は、電話を避けて欲しい。>
とお願いLineが来た。
子供の事、私の事、自分の両親の事なんか考える余白がないんやな。
<<なんで、私ばっかり彼の気持ちに寄り添っていかなあかんの?>>
と今なら思えるけど、当時はそんな風に考えれんだ。
私はこれから一人で子育てしていくこと考えたら、グッタリとしていってしまった。
また不眠の日が始まった。
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