娘の言葉⑤ー切り替えー

長女は少し早いけど、思春期に入り始めていてイライラしがち。
妹ちゃんにやたらそのイライラを当てる。
＜なんか、かおみたらいらいらする。＞
凄い言い方。
＜可哀想やに。なんもしてへんやん。＞
長女に諭す。
イライラ当てられても、妹ちゃんは何も言わず一人で遊んでいる。
最近こんな事がよくある。
ちょっと妹ちゃんに聞いてみた。
＜何もしてへんのに怒られてどう思っている？＞
＜え？！きりかえとるからだいじょうぶ。きりかえ、きりかえ。＞
＜そうなん？どうやって？＞
＜ねえねがおこってると、あーおこっているんやなぁとおもって★★ちゃん（自分の名前）はにこにこしてひとりであそんでる。＞
＜いつもそうしてるん？＞
＜ようちえんのとししたのこにはそうしとるよ。きりかえ、きりかえ。あとはいえだとごほうびがあるから。＞
＜ご褒美って何？＞
＜ままのはぐ。＞
そうそう。
妹ちゃんは、すぐにーまま～－と言って甘えに来てくれる。
可愛くてキュンキュンしてしまう。
イライラを当てられても、言い返さず一人で遊ぶ事を選ぶ妹ちゃんを私は優しくハグをする。
気持ちの切り替えがこの年齢で出来ているのは凄いなぁと思う。
相手の感情は相手のもの。
その感情を受け取らずに流す。
我が子やけど凄い子やなと思う。
こういう話がゆっくり出来る環境を私は今大事にしたい。
この先どうなるかまだ未定やけど、これだけは言える。
この時間は今しかない。
思いっきり楽しむ。
思いっきり感じる。
思いっきりやり切る。